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クリスマスの日に被後見人さんが亡くなった。

現時点で何十件も後見業務を抱えているというわけでもないのに、7月以降の半年だけでお亡くなりになった被後見人さんが5人。
まことに不謹慎ながら、ちょっと異常なくらいのハイペースで「お迎え」がきている。

別にわたしが殺しているわけじゃないんだ。
だからわたしのことを冗談でも「死神」呼ばわりするのはヤメテクレ。


本日、ご本人さんのご遺体を火葬場に送り出して、市役所、年金事務所とぐるっと回ってきて、だんだんと死後事務のコツをつかんだような気になってしまっている自分にちょっと嫌気。
そもそもが死後事務は本来は成年後見人の仕事じゃない。変な「慣れ」は厳に慎まねば。

今年は、後見開始審判の確定に始まって後見終了で終わるという、司法書士本来の姿(?)からはどんどんとかけ離れていく自分を象徴するような1年でした。


さ、はやく年賀状を作らねば。
これだけ死後事務に悩まされた1年だったにもかかわらず、自分自身は喪中じゃないのよね。

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